京都先端科学大学 DX・CASE・GXをテーマに独自のリカレント教育

京都の太秦と亀岡にキャンパスを構える京都先端科学大学は、5学部11学科、5研究科を擁する総合大学だ。ニデック(旧:日本電産)創業者の永守重信氏が理事長を務め、2019年に大学名を変更し、様々な改革を加速。近年、力を入れている取組みの一つがリカレント教育だ。

ビジネススクールを展開
企業と共同でプログラムを開発

鶴田 靖人

鶴田 靖人

京都先端科学大学 特任教授・社会連携支援室兼学長室 室長
1981年から2000年までは、野村證券においてデリバティブ商品開発・トレーディング担当し東京・ニューヨーク・ロンドンに滞在。2000年から2009年までスイス系投資銀行の経営幹部として主に株式上場、政府株式売り出し等。ユーロ円転換社債発行の主幹事担当。2009年より2016年まで東京大学にて伊藤国際学術研究センター等のプロジェクトリーダー。2019年度より京都先端科学大学 学長室長、2022年度より社会連携支援室室長。

京都先端科学大学(KUAS)は2022年4月、KUASビジネススクール(経営学研究科)を開設した。その特徴について、特任教授・社会連携支援室室長の鶴田靖人氏は「本学のビジネススクールは一流の講師陣を擁しています」と語る。

KUASビジネススクールでは学内の専任教員とともに、ビジネスの最前線で活躍する経営者やプロフェッショナル、グローバル企業の代表者などが指導を行う。理事長の永守重信氏も講演を行っている。

実務とアカデミズムが融合した講師陣の下、多彩なカリキュラムを提供し、DX経営戦略やイノベーション、CSVやESG論、グローバル経営や国際金融、M&Aや企業改革税制、マーケティングやブランドマネジメント、データ解析など全34科目を用意。そうした学びにより、グローバルな視点から物事を考え、…

(※全文:1841文字 画像:あり)

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