7割が人事評価に不満も“諦め” Job総研(パーソルキャリア)調査

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社が運営する調査機関『Job総研』は、476人の社会人男女を対象に「2026年 人事評価の実態調査」を実施した。

勤務先に人事評価制度があると回答した387人に、人事評価の結果と実際の報酬が見合っていると思うかを聞くと、「見合っていない派」が45.5%となり、内訳は「全く見合っていない」が7.5%、「見合っていない」が10.6%、「どちらかといえば見合っていない」が27.4%だった。

Job総研(パーソルキャリア)・プレスリリースより。

また、人事評価に不満を感じたことがあるかを聞くと、「ある派」が73.0%となった。不満の内容を聞くと、「評価の基準」が59.7%で最多となり、次いで「評価する人やその主観」が49.8%、「評価結果の説明や過程」が31.8%。具体的な理由については、「評価基準が不透明」が46.6%で最多となり、次いで「上司の主観で決まる」が38.9%、「上司が自分を見ていない」と「努力や成果と報酬が見合わない」がいずれも34.6%となった。

その不満を会社側に伝えたことがあるかを聞くと、「伝えていない派」が69.2%を占め、最も多い理由は「伝えても変わらないと思うから」の42.4%となった。一方で「伝えて改善された」と回答した人は4.6%にとどまった。

不満の解消について、現職で昇給・昇格を待つか、転職を選択するかを聞くと、「待つ派」と「転職派」がどちらも約5割となった。それぞれの理由を見ると、待つ派は「転職がうまく行くか不安」、転職派は「待っても評価は変わらないと思う」が最多となり、不安感から行動を踏みとどまる層と、現状を打破するために動く層という、二極化の傾向が見られた。