文科省・中教審・教育長・現場実践者が一堂に 「新しい学び」を描く教育構想サミット2026 10月22日開催
2026年10月22日、月刊「先端教育」は、次期学習指導要領の改訂に向けた動きをテーマにしたセミナー「教育構想サミット2026 次期学習指導要領と2040年の未来社会 ―多様な学習ニーズに応え、新しい学びの実現へ―」を開催する。
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これからの学校教育において重要な鍵となるのは、現場に存在する多様で複雑な要素を結びつけ、学習者一人ひとりの可能性を最大限に引き出していくことにある。学校現場では、「授業づくり・学習評価・校務支援」といった多岐にわたる領域に加え、「教員・行政・児童生徒」など異なる立場や視点が関わっており、それぞれを有機的につなぎながら教育改革を進めていくことが求められている。学習者を主体としながら、組織や立場の垣根を越えた連携が実現したとき、学習者の学びと成長をより大きく後押しすることができる。
少子化や社会環境の変化が加速する中、教育現場の刷新は、単なるICTの活用や業務負担の軽減にとどまらず、学びの質そのものを高めていくための「未来への投資」と言える。
次期学習指導要領の改訂を見据え、教育施策の舵取りが問われる中、現場の実情に即してどのように変革を進めていくかが、地域や学校の教育力を左右する。本セミナーでは、文部科学省の主任視学官をはじめ、自治体の教育長、学校現場の実践者、教育研究者などを一堂に招き、初等中等教育のこれからを考える上での実践的な指針や具体的なヒントを提供する。
過去開催セミナーの様子
基調講演では、文部科学省 初等中等教育局 主任視学官 田村 学 氏を招く。学校現場の教諭から教育委員会指導主事、文部科学省視学官、大学教授を経て現職に至る田村氏は、長年にわたり教育課程の調査・研究や「深い学び」の実践を牽引してきた。次期学習指導要領の改訂を見据え、多様な学習者の「深い学び」を確かなものにするための具体的なアプローチと、これからの初等中等教育の展望について講演する。
また、上智大学 総合人間科学部 教育学科 教授で、中央教育審議会 教育課程部会長を務める奈須 正裕 氏は、「深い学びと多様性の公正な包摂の両立」をテーマに登壇。デジタル学習基盤も活用しながら、一人ひとりの多様な学習ニーズに応えつつ、質の高い学びをどのように実現していくのか、その教育学的・心理学的な原理と実践について事例を交えて解説する。
さらに、教育長特別パネルディスカッションでは、渋谷区教育委員会 教育長 伊藤 林太郎 氏、葉山町教育委員会 教育長 稲垣 一郎 氏、鎌倉市教育委員会 教育長 高橋 洋平 氏が登壇する。文部科学省での行政経験を持つ伊藤氏や高橋氏、学校経営や探究教育の実践を重ねてきた稲垣氏など、多彩なバックグラウンドを持つ3名の教育長が集結。各地域が抱える課題や実践を踏まえながら、教育行政と学校現場がどのように連携し、地域の実情に応じた教育改革を進めていくのか、これからの自治体教育行政と学校づくりについて議論する。
このほか、京都市立西京高等学校附属中学校によるICTを活用した授業改善の実践や、非認知能力を共通言語とした「チーム学校」のあり方など、学校現場の具体的な取り組みを紹介する講演も予定している。
教育委員会関係者や学校の管理職・教員をはじめ、これからの教育や学びのあり方を考える者にとって、次の教育施策や学校づくりを考える実践的な機会となる。
開催概要
タイトル:教育構想サミット2026 次期学習指導要領と2040年の未来社会
日時:2026年10月22日(木)13:00~17:00(12:30~受付開始)
登壇:文部科学省 初等中等教育局 主任視学官 田村 学 氏、上智大学 総合人間科学部 教育学科 教授/中央教育審議会 教育課程部会長 奈須 正裕 氏、渋谷区教育委員会 教育長 伊藤 林太郎 氏、葉山町教育委員会 教育長 稲垣 一郎 氏、鎌倉市教育委員会 教育長 高橋 洋平 氏、京都市立西京高等学校附属中学校 教頭 新井 健吾 氏、エプソン販売株式会社、Institution for a Global Society(IGS)株式会社 ほか
形式:対面開催
会場:学校法人先端教育機構 東京校(〒107-8418 東京都港区南青山3-13-18)
参加費:無料(事前申込制)
詳細URL:https://info.sentankyo.ac.jp/education-vision-summit_1022

