物理的に集まらずに「一対多のVR臨床実習」が可能に

物理的に一つの場所に集まらずに一対多の VR 臨床実習を可能にする「多接続リモート VR 臨床システム」をジョリーグッドが開発した。

多接続リモート VR 臨床システム

現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国各地の医療施設で高度な医療技術が求められている。しかし、その医療技術を学ぶための医療学会も、新型コロナウイルスの影響で医師を集めてのリアルな開催ができなくなっている。

中でも、コロナ重症患者向けの人工肺 ECMO や救命救急の治療は、必要性が高まっている一方、習熟度を上げるための経験値を積むことが難しく、より効率的な臨床教育のニーズが全国各地で高まっている。

「多接続リモート VR 臨床システム」は、講師の医師と臨床体験を積みたい医療従事者が、どこか一箇所に集まることなく、治療スタッフそれぞれの360°視野を、どこからでも VR で一斉に臨床学習できる、次世代型医療教育システム。

オンライン講義の中で VR による臨床実習を一斉に提供することで、講義に参加している全員が、手術室などの治療現場に全員で立ち会っているかのようなヴァーチャル臨床体験を実現する。

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