愛光学園 世界的教養人の輩出へ、名門校の「変革と挑戦」は続く
兵庫の灘、鹿児島のラ・サールとともに「西の御三家」と称され、難関大学の合格者を数多く輩出している愛光中学・高等学校。しかし、中村道郎校長は「現在の私たちは『西の御三家』と評価されるには力不足」と語り、時代に即した教育への変革と挑戦に力を注ぐ。
受験は「団体競技」、
皆の努力が相乗効果を生む

中村 道郎
愛光中学・高等学校 校長
愛媛県松山市にある愛光中学・高等学校(愛光学園)は、1953年に男子校のカトリック系ミッションスクールとして創立され、2002年度に男女共学化した私立の中高一貫校だ。
中学・高校を合わせて約1350名の生徒が学び、国公立大学医学部をはじめ、難関大学の合格者を数多く輩出する全国有数の進学校として知られる。こうした実績をあげられる要因について、中村道郎校長は「全国から志の高い生徒が集まり、…
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