早大とアシックス 組織的連携に関する基本協定を更新

早稲田大学とアシックスは4月26日、スポーツ振興を通じた地域・社会貢献やブランドの価値向上などを目的とした組織的連携に関する基本協定を更新したことを発表した。

基本協定は、地域・国際交流や文化発信につながる活動を積極的に実施し、教育界や産業界、国際社会の発展に寄与することを目指して2016年3月1日付で締結した。これまで、研究開発における連携、人材交流、社会貢献活動を3つの柱とし、アシックスから早稲田大主要体育各部へのサポート、より良い製品を提供するための共同開発、ライセンスグッズの収益の一部を活用したスポーツイベントの開催など、さまざまな取り組みを行ってきた。

今回は、これまでの取り組みを深化させるとともに、活動の幅をより広げ、新たなコミュニティの形成や未来の社会を担う人材育成などを推進していく必要があるとの判断から、契約更新となった。期間は、2021年3月1日から2025年3月31日までの4年間。また同大学は、2022年に早稲田スポーツが125周年を迎えるにあたり、「早稲田スポーツBEYOND125プロジェクト」を計画している。

21.4.27news2

早稲田大学 田中愛治総長(左)と、アシックス 廣田康人代表取締役社長COO(右)