指導理念は「めんどうみ主義」 一人ひとりに向き合うことが塾の原点

仙台市に本社を置く進学プラザグループは、他塾に先駆けて個別指導塾を展開するなど、時代の変化に対応して成長を遂げてきた。少子化が進展し、これまでの塾ビジネスが成立しづらくなる中で、代表の阿部孝治氏は、従来の「塾」の枠組みを越えた新たな取組みも見据えている。

いち早く個別指導に進出し、
一人ひとりの生徒に向き合う

阿部 孝治

阿部 孝治

仙台進学プラザ(進学プラザグループ) 代表
1952年、仙台市生まれ。仙台一高、早稲田大学第一文学部。家業を経てリクルート入社。その後、1985年に仙台進学プラザを創業。

仙台進学プラザ(進学プラザグループ)は1985年に宮城県の塩竈市で創業し、現在では仙台市に本社を置き、グループ全体で北海道、東北、関東に300教室以上の集団指導塾・個別指導塾を展開している。代表の阿部孝治氏は、進学プラザグループが発展を遂げた要因について、「時代の変化に対応してきたこと」を挙げる。

「90年代の前半、他塾に先駆けていち早く個別指導塾を開設しました。塩釜市で創業した後、仙台市に進出しましたが、すでに仙台市には数多くの進学塾がありました。私たちの塾に集まってくるのは、成績下位の生徒が中心です。そうした生徒一人ひとりに丁寧に向き合うために、個別指導を始めました。個別指導がこれから伸びると読んでいたというよりは、…

(※全文:1950 文字 画像:あり)

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