東北から「ココロイキルヒト」を輩出し、人が育つエコシステムを築く

仙台市に拠点を置くINTILAQは、東北地方の起業家を育成・支援するプロジェクトだ。小学生から大人まで幅広い年齢層を対象に起業家教育を行い、新たな第一歩を踏み出せる人材「ココロイキルヒト」を輩出。将来的には、その人材が次世代を育てるエコステムの構築を目指している。

小中高生から大学、社会人まで
幅広く起業家教育を提供

佐々木 大

佐々木 大

INTILAQ東北イノベーションセンター センター長
岩手県盛岡市出身。青山学院大学文学部卒業。スタンフォード大学教育大学院修士課程修了。海外留学コンサルティング、衆議院議員秘書をはじめ、自らの起業を経た後、INTILAQプロジェクトに参画。

INTILAQ(インティラック)の活動拠点となる「東北イノベーションセンター」は2016年2月、東日本大震災からの復興を支援する「カタールフレンド基金」の支援を受けて設立された。基金はカタール国民から日本国民への友好の証として創設されたもので、「子どもたちの教育」「水産業」「健康」「起業家支援」という4領域が主な支援対象だ。

センター長の佐々木大氏は「私たちは基金の一部を使わせていただき、活動を開始しました。支援対象として『起業家支援』が含まれているのは、復興に向けては、新しいことにチャレンジする『ココロイキルヒト』の育成が不可欠だからです」と語る。

INTILAQが育成するのは狭義の「起業家」ではない。…

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