誰もが自分の人生のオーナーに オンライン探究教材で支援

近年、学校教育において、生徒たちが自身の関心のあるテーマを深める「探究学習」が実施されている。しかし生徒たちにとって、自分は何に関心があるのか、初めの一歩である「課題設定」をするのは容易ではない。そうした課題を解決するのが、オーナーが開発したオンライン教材だ。

高校の探究学習を支援する
新たなオンライン教材を提供

佐々木 敦斗

佐々木 敦斗

株式会社オーナー 代表取締役社長
1990年盛岡市生まれ。盛岡一高、東京大学教育学部を経て新卒で朝日新聞社に入社。新聞記者として2年半勤務した後、2015年にリクルートに転職。「スタディサプリ」の東北営業拠点の立ち上げメンバーとして東北エリアの高校の学習支援や進路講演を担当。2021年に仙台で株式会社オーナーを立ち上げ、高等学校の「総合的な探究の時間」の教材や、地方自治体・大学と連携した教育コンテンツの制作を目指す。

2021年6月に創業した株式会社オーナーは、仙台市に本社を置き、オンライン探究教材「GATEWAY」の提供などを通じて、子どもたちの主体的な学びを支援している。GATEWAYは高校で実施されている「総合的な探究の時間」向けのEdTech教材だ。

探究学習とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく授業だ。しかし生徒たちにとって、初めの一歩である「課題設定」をするのは簡単ではない。

学校生活の中で出会える人や情報は限られるのが現実だ。そうした中でGATEWAYは、生徒たちが自分はどんな「テーマ」「課題」に関心を持てるのか、それはなぜなのか、様々なコンテンツで考えるきっかけを提供する。

オーナーの社長・佐々木敦斗氏は、…

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