新型コロナウイルスに関する都立学校の対応を発表 東京都

東京都は1月8日、新型コロナウイルスに関する都立学校の対応について発表した。学校運営の基本方針として、感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続。感染状況に応じて、学校における対面での指導と家庭でのオンライン学習等の配分を変えて対応していく。

生徒同士の接触機会を減らし、感染拡大を防止するため、緊急事態宣言が解除されるまで全ての部活動(大会・コンクールへの参加、対外試合・合同練習等を含む)は中止する。

また、時差通学の徹底及びオンラインの活用を推進する。高校生は、地域をまたいで広範囲に移動(通学)しており、生徒の生活圏が広い。また、高校生の感染状況は「感染経路不明」が最も多く(小中学生は「家庭内感染」)、家庭内感染や部活動ほか、放課後校外での生徒のみの飲食等による感染事例も見られている。以上の行動特性等を踏まえ、公共交通機関が混雑する時間帯をより一層避けられるよう始業・終業時刻の設定を工夫するなど時差通学を徹底するとともに、対面指導とオンライン学習等を組み合わせた分散登校を実施する。

高等学校の入学者選抜については、感染症対策を徹底するとともに、追検査等による受検機会を確保して予定通り実施する。中等教育学校及び附属中学校の入学者決定並びに特別支援学校の入学相談等についても、予定通り実施する。

21.1.12news1

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