休校中・学校再開時の過ごし方に関する調査結果　ブリオジャパン調べ

2020年07月01日

ブリオジャパンは6月30日、子どもの休校期間中の過ごし方や学校再開に関する調査を、全国の小・中学生の子どもをもつ30代・40代の男女318名を対象に実施し、その結果を発表した。以下、その概要を抜粋して紹介する。

学校再開に関する調査では、再開にあたって、「不安なことはありますか？」という質問に対して、30.5%が「ある」、39.3%が「どちらかといえばある」と回答し、合計69.8%と約7割が不安を抱えていることがわかった。不安なことについて具体的に聞いてみると、「学習の遅れを取り戻せるか（80.2%）」「学校の新型コロナウィルス感染予防対策が十分か（50.0%）」「学校内でのクラスター感染（47.7%）」という回答が多くみられた。

また、「学習の遅れを取り戻せるか不安」の回答者に、「遅れを取り戻すために自宅で実施しようとしていることはありますか？」との質問には、「学習塾（オンライン含む）に通わせる（30.9%）」「通信教育を契約する（19.1％）」「知育玩具を購入する（13.5%）」と続き、約半数の51.7%が「特にない」と回答した。

続いて、「新しい生活様式の中での教育・自宅学習に向けてあればよいと思うもの」では、「オンライン学習サービス（49.4%）」「動画配信サービス（32.7%）」「オフラインの学習教材（29.9%）」という回答がみられた。

休校中の子どもの学習に関する調査では、「休校期間中のお子様の学習に関して困ったこと・大変だったことはありますか？」という質問に対して、44.0%が「ある」、35.2%が「どちらかといえばある」と合計79.2%に達した。具体的な、困ったこと・大変だったことについては、「集中力が続かない（70.6%）」「運動不足（65.5%）」「勉強・宿題をしない（57.9%）」との回答が続いた。

20.07.01news3