出社は必要と感じるビジネスパーソンが6割超 理想の出社頻度は「週3」
パーソルキャリア株式会社は1月27日、「出社に関する実態調査」の結果を発表した。
コロナ禍収束に伴う出社回帰の動きはどの程度あるのか、また週に何日程度の出社が理想とされているのか調べた。調査は1月、全国の有職者を対象に実施。675名から回答を得た。
職場に出社回帰の動きはあるか尋ねたところ、「ある」は25.1%。「ある予定」(26.8%)を含めると、あるとの回答が半数を超えた。
実際に2025年、出社頻度はどのようであったか尋ねたところ、「週5」が37.6%でトップ。「週4」(14.2%)、「週3」(12.6%)、「週1」(12.4%)、「週2」(9.2%)と続き、「フルリモート」は8.7%にとどまった。
理想の出社頻度を尋ねたところ、「週3」が22.1%でトップ。「週2」(19.0%)、「フルリモート」(16.9%)、「週4」(15.3%)と続いた。「週5」も12.1%見られ、頻度は別として出社自体は望んでいる人が多いことが判明した。
実際、出社することをどのように捉えているか尋ねたところ、「とても前向き」が9.5%、「前向き」が16.7%、「どちらかといえば前向き」が29.0%。出社を肯定的に捉えている人が半数を上回った。
前向きと回答した人(n=373)に、その理由を尋ねたところ(複数回答可)、「同僚と直接話したい」(43.7%)、「上司と直接話したい」(43.2%)、「家より整備された環境がある」(38.6%)がトップ3となった。
出社は必要だと思うか尋ねたところ、「とても必要だと思う」が9.5%、「必要だと思う」が21.6%、「どちらかといえば必要だと思う」が34.1%。おそよ3人に2人が必要だと思うと回答した。
必要だと思うと回答した人(n=440)に、その理由を尋ねたところ(複数回答可)、「質問や意見交換がしやすい」(66.4%)、「リモートより深い意思疎通が叶う」(45.5%)、「リモートのやり取りに限界を感じた」(40.5%)となった。リモートワークを経験したからこそ、出社の必要性を感じている人が少なくないことが判明した。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000013597.html
パーソルキャリア プレスリリースより