外国人材の採用・活躍がもたらすものとは? 先進企業に見る組織変革

人手不足や多様性の向上など、企業が外国人材の採用を考える背景はさまざまだ。しかし、経験のない組織にとってはハードルが高い。先進企業はどのような背景・ねらいをもって外国人社員の採用に至ったのか。複数の事例を取り上げ、考える。(編集部)

不足が顕著なIT・理系領域で
外国人社員採用に注目

photo by Mila Supinskaya / Adobe Stock

デジタル化、DXの推進などによりAIやデータサイエンスといった高度な知識をもつ理系人材の採用は非常に厳しい状況にある。

既存の人材に新たな知識・スキルを身につけてもらうリスキリングも広がりつつあるが、実際の業務に応用できるまでになるには一定の時間が必要となる。「即戦力がほしい」というニーズに対しての答えのひとつが外国人材の活用だ。特にインドやベトナムといった新興国ではIT系・理系の人材が豊富であり、日本国内に居住するこうした人材はもちろん、リモートで成り立つ業務内容であれば国境を越えて人材を確保することもできるだろう。

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