バーチャル留学に初挑戦 N高・N中等部とスクールウィズ

日本最大級の留学メディア「School With」を運営する株式会社スクールウィズ(東京都渋谷区)は、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校およびN中等部向けにバーチャル留学プログラムを企画開発し、2021年3月より実施する。

今回のバーチャル留学は完全オンラインにて開催し、生徒は全員自宅から参加する。期間は4週間および2週間プログラムの2種類があり、参加生徒数は40名。フィリピン現地の厳選された語学学校と連携し、マンツーマンクラス3コマ、グループクラス2コマ、講師常駐自習2コマの合計7コマのプログラムで構成されている。

また、現地を擬似体験しながら学ぶバーチャルツアーコンテンツも導入し、放課後アクティビティやスペシャルゲストによるトークイベントや、留学ならではの入学時オリエンテーションや卒業式もオンラインにて開催する。従来の留学と限りなく遜色ない留学プログラムをオンラインで実現したうえで、渡航費用や滞在費用、海外旅行保険費用などがかからなくなり、留学費用は半額以下になるという。

今後の展望について、スクールウィズでは「従来の留学の半額以下の費用で実現可能なバーチャル留学は、アフターコロナにおいてもコスト観点、またスケジュール調整がしやすいという観点により、一定の生徒からの需要があると考え、今回の実施結果をもとに次回以降の企画を検討して参ります。また、N高に限らず、他の中学校、高校、塾や大学、企業などでもコロナで留学にいけない人たちのために本企画のノウハウを活かし、共同企画をしていく次第です。なお、従来の留学についても2022年以降での企画設計がすでに始まっており、併用していきたいと考えています」としている。

21.3.18news3