中央大、経済学部を4学科から2学科に再編予定 より体系的な学びで経済現象の複雑化・多様化に対応

中央大学は7月11日、経済学部を現行の4学科体制から、2027年4月に2学科体制とする計画を発表した。

中央大の経済学部には現在、「経済学科」、「経済情報システム学科」、「国際経済学科」、「公共・環境経済学科」の4学科が置かれているが、これらを「経済学科」と「社会経済学科」(いずれも仮称)の新2学科へと再編する。

経済学科ではミクロ経済学・マクロ経済学の専門的な学びを、社会経済学科では経営、会計、統計も含む幅広い学びを提供。従来よりも体系的なカリキュラムにより、経済現象の複雑化・多様化に対応できる人材を育成する。

いずれの学科も2年次以降、2つのコースに分かれる。経済学科は「経済政策コース」と「国際経済コース」を有し、理論にもとづく分析力を、社会経済学科は「社会経済コース」と「地域・マネジメントコース」を有し、社会課題解決の実践力を養う。

入学定員は、経済学科が542名、社会経済学科が520名。学部全体の入学定員は再編前と同じ。

内容はいずれも予定であり、変更の可能性がある。

aIMG_2832経済学部が入る中央大多摩キャンパス。同大提供