管理職育成のためには、「教育」よりも「実践支援」が重要に
VUCAの時代に対応し、管理職を育成するためには、知識のインプットに加えて職場での実践が欠かせない。これから求められる管理職育成の取組みについて、数多くの企業の風土変革・人材育成を支援してきた実績を持つリンクアンドモチベーション、宮澤優里氏に話を聞いた。
知識のインプットに加えて、
職場での実践が欠かせない
宮澤 優里
── 管理職教育には様々な手法がありますが、大きな流れとして、昨今の動向をどのように見ていますか。
VUCAの時代が到来し、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。そのため、管理職に求められるマネジメントの重要度と難易度が急速に高まっています。
商品市場では、これまでのやり方を続けるだけでは立ち行かなくなっており、新しい価値や事業を創出することが重要になっています。つまり「勝ち筋の徹底」ではなく「勝ち筋の創出」が求められています。
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