管理職育成のためには、「教育」よりも「実践支援」が重要に

VUCAの時代に対応し、管理職を育成するためには、知識のインプットに加えて職場での実践が欠かせない。これから求められる管理職育成の取組みについて、数多くの企業の風土変革・人材育成を支援してきた実績を持つリンクアンドモチベーション、宮澤優里氏に話を聞いた。

知識のインプットに加えて、
職場での実践が欠かせない

宮澤 優里

宮澤 優里

株式会社リンクアンドモチベーション
人材育成支援領域 カンパニー長
2008年一橋大学を卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。一貫して大手企業向けのビジョン浸透・風土変革・育成に携わり、延べ150社以上を支援。顧客企業の組織変革を成功に導く傍ら、自社のプロダクト開発にも従事。コンサルティング部隊のマネジャーを経て、現在大手企業向けの風土変革・人材育成領域の責任者を務める。また、個人の自立的な成長サイクルを実現する人材育成クラウド「ストレッチクラウド」の事業責任者を兼務。メディアでの解説実績多数。

── 管理職教育には様々な手法がありますが、大きな流れとして、昨今の動向をどのように見ていますか。

VUCAの時代が到来し、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。そのため、管理職に求められるマネジメントの重要度と難易度が急速に高まっています。

商品市場では、これまでのやり方を続けるだけでは立ち行かなくなっており、新しい価値や事業を創出することが重要になっています。つまり「勝ち筋の徹底」ではなく「勝ち筋の創出」が求められています。

(※全文:3424文字 画像:あり)

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