経産省 生成AIの時代に対応し、デジタル人材の育成を加速する

世界的な競争激化と、気候変動・地政学的な不確定要素が増える中で、各国でイノベーションに向けた政府の支援がトレンドになっている。日本でも、スタートアップの支援やデジタル人材育成の取組を拡充し、失われた30年からの脱却を目指した施策が2024年に実行に移されていく。

国として高い目標を掲げ、
GXやDXなどを推進

飯田 祐二

飯田 祐二

経済産業省 経済産業事務次官
1988年、東京大学経済学部卒、通商産業省(当時)に入省。経産省大臣官房参事官、大臣官房秘書課長、総括審議官、産業技術環境局長、資源エネルギー庁次長、経産省大臣官房長などを経て、2022年、経済産業省経済産業政策局長。2023年7月より現職。埼玉県出身。

2024年に向けた経済産業省の施策を紹介するに先立ち、経済産業事務次官の飯田祐二氏は「今、世界各国の経済産業政策が大きな転換期を迎えています」と指摘した。社会的、経済的な課題の解決に向けて、政府が積極的に介入する傾向は強まっている。それにより、民間投資を拡充し、イノベーションを促そうとしているのだ。

(※全文:2049文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。