名商大がカーネギーメロン大学と連携協定、ダブルディグリーを開始

名商大ビジネススクールは、カーネギーメロン大学ビジネススクール(以下「CMU」)と学術交流提携協定を締結した。名商大ビジネススクールの「MBA」とCMUの「MSc in Business Anayltics」とのダブルディグリー協定(複数学位制度、以下「DDP」)を2024年度から開始することを決定。DDP参加に際しては、CMUの求める要件を加味して名商大ビジネススクールが学内選考を実施する。

名商大ビジネススクールのEMBA、MBA、またはMSc in Managementに所属する学生が2年次にCMUにおいてMSc in Business Analyticsを学修することで、2年間で名商大ビジネススクールとCMUの修士号の2つの学位を同時に取得できる。経営管理とコンピュータサイエンスに関する高度な学位を修了することで、ビジネスにおけるデジタル変革においてリーダーシップを発揮するなど、企業が求めるデジタル人材としての活躍が期待される。

米国はデータサイエンス教育において先駆的な存在であり、同分野の卒業生は毎年4,000人以上と言われている。名商大ビジネススクールはデータサイエンス教育で先駆的な存在となるビジネススクールとの提携を模索し、今回CMUとの学術交流協定を締結した。今後、同様の枠組みでジョンズホプキンス大学ビジネススクール(Carey Business School)のMSc in Business Analytics & Risk ManagementとのDDP協定を今年5月中に締結予定だ。

なお、このDDPは昨年9月に名商大ビジネススクールが文部科学省の「デジタルと掛けるダブルメジャー大学院教育構築事業~Xプログラム~」として採択された「DX時代のリーダー育成を担う『MBA x データサイエンス』ダブル・ディグリー教育課程」であり、海外協定校と連携した複数学位制度により、名商大ビジネススクールの経営管理領域の修士号(MBA)と、海外協定校のデータサイエンス領域の修士号(MSc)を同時取得が可能な仕組みを構築し、DX時代のデータドリブン経営人材の育成への取組として構築した。

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学校法人栗本学園・プレスリリースより