11/28(水)人的資本経営に関するシンポジウム開催

11月28日(水)、シンポジウム「人的資本経営サミット2023――未来を切り拓くリーダーたちと最前線に迫る」がハイブリッド形式で開催される。主催は一般社団法人・人的資本経営推進協会。

人的資本経営の実現には、経営戦略と人材戦略の連動と、人的資本開示の2つが重要であるとされている。このうち人的資本開示については、2022年5月に経済産業省が「人材版伊藤レポート2.0」を、同8月に内閣官房が「人的資本可視化指針」を発表(このため2022年は「人的資本経営元年」とも言われる)。これにもとづき2023年1月に「企業内容等の開示に関する内閣府令」と「特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令」が改正され、2023年3月期より企業に人的資本の開示が義務付けられことになった。

このように社会の大きな潮流となっている人的資本経営について、最新の政策や企業の具体的な取組みの紹介、投資家との対話などを通じて、多様な視点から考える。経済産業省プロジェクト「人的資本経営の実現に向けた検討会」座長を務め、「伊藤レポート」の語源でもある伊藤邦雄氏も登壇する。政界からは経済産業大臣の西村康稔氏が参加する。

13:00から18:30にかけて開催される。ハイブリッド形式だが、対面参加は招待者のみ。オンラインは参加費3,000円で、定員1,000名。詳細は以下より。
https://hc-m-org-summit20231128.peatix.com/

なお、本誌2023年3月号は人的資本経営を特集。人材をコストではなく投資すべき資産と捉えることの意義と可能性を探っている。

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