大学等の起業部を一覧に「全国起業部マップ」第二弾を公開 ガイアックス

起業支援のスタートアップスタジオである株式会社ガイアックス(東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司)は、昨年に引き続き、全国の大学(高専・高校含む)の起業部・起業サークル・起業コミュニティをまとめた「全国起業部マップ」第2弾を公開する。

さらに、起業に興味がある高校生や大学生が起業を経験できるよう、団体の名称と活動内容を一覧化した。

ガイアックスでは、学生起業を検討している高校生、高専生、または大学生に向け、2021年に日本初の「全国起業部マップ」を公開した。

本マップでは、学業で専門性を学びながら、部活もしくはサークル活動・コミュニティという形式で、起業の経験を得られる教育機関をリストアップしている。

今回公開される第2弾では、2021年10月~2022年8月の期間で、大学の公式・非公式の起業部またはサークル、その他ビジネスコンテスト運営組織を対象に、内閣府が発表した「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」で選定された地域に拠点を置く大学を中心に起業部または起業サークルの有無を調査した。

ガイアックスが調査をはじめた2018年以降、起業部の数は2倍以上に増加したものの、2021年と比較した結果、大学起業部の数が14%減少していることが明らかになった。2022年(1〜8月)に新規設立された起業部は6団体あるが、14団体が廃部もしくは活動休止となっている。

新規に起業部を設立した理由には「学生起業をしたい人が十分な支援を受けられる環境がないことを課題に感じ、自分たちの力で解消したいと思った」「将来起業を考えており、仲間と一緒に成長していけるコミュニティの必要性を感じた」「本質的な起業のノウハウを学び、起業に関するマインドを養うことで視野を広げたい」といった前向きな意見が上がった。

一方で「幹部メンバーが勉強会を開催するなど一部のメンバーにとって運営コストが高い」「(自分の次の)代表候補がいない」といった課題も上がっており、調査を行ったガイアックスでは起業部を継続することの難しさがうかがえるとしている。

なお、同社では大学起業部を新規で立ち上げたい者や大学起業部の活動内容をより充実させたい者、他の大学起業部と連携したいといった相談にも対応するとしている。

『全国起業部マップ第二弾』の掲載団体一覧
URL: https://airtable.com/shrQgJMi6zdlXQndM

22.8.17news2

株式会社ガイアックスのプレスリリースより

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