「第三の学び場」を地方へ構築するオールジャパンプロジェクトを始動

あしたの寺子屋創造プラットフォームは9月30日、日本を代表する教育改革者など有志とともに、大きな社会課題のである都市圏と過疎地域の教育格差解消に取り組むプロジェクトを始動したことを発表した。

本プロジェクトは、啓蒙活動に限らず、地方でも持続可能でかつ地域の魅力を生かせる「第三の学び場」として「あしたの寺子屋」を全国の人口3万人未満の地域1000カ所へと社会実装を目指す。これにより、オンライン化が進んでもなお残る学びのラストワンマイルをリアルな「場」で埋めることが狙いとしている。同プラットフォームの代表は、文部科学省の「トビタテ!留学J A P A N」プロジェクトディレクターである船橋力氏が務める。

主な取り組みは、オンライン教材とコーチングを活用した個別最適化した学びの基盤の提供、各寺子屋での学習者と運営者への全国横断コミュニティ機能の提供、ふるさと納税などを活用した公設民営モデルの研究と自治体への提唱、地域おこし協力隊、UIターン等希望者定着のための開業準備講座の提供、ゲストハウスやカフェと寺子屋などの兼業寺子屋モデルの研究と提唱を予定している。

20.10.02news2

「あしたの寺子屋創造プラットフォーム」HPから抜粋。

https://www.ashita-terakoya.org/