最新の外国人留学生数、日本人の海外留学者数を発表 文部科学省

文部科学省は4月22日、日本学生支援機構が取りまとめる「外国人留学生在籍状況調査」「日本人学生留学状況調査」の最新調査結果とともに、同省が調査した日本人の海外留学者数の最新集計を発表した。

日本学生支援機構の外国人留学生在籍状況調査によると、2019年5月1日時点の外国人留学生数は31万2214人で、対前年比4.4%増だった。留学生数の多い国は中国が1位で12万4436人(対前年比9486人増)、2位のベトナムは7万3389人(対前年比1035人増)、3位のネパールは2万6308人(対前年比1977人増)だった。

「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学状況(2018年度)は、11万5146人(対前年度比9845人増)。留学生数の多い国は、1位がアメリカで1万9891人(対前年度比364人増)、2位がオーストラリアで1万38人(対前年度比159人増)、3位がカナダで1万35人(対前年度比595人増)だった。

また、文部科学省がOECD、ユネスコ、米国国際教育研究所(IIE)などの2017年統計をもとに調査した日本人の海外留学者数は、計5万8408人(対前年比2439人増)だった。留学者数の多い国は、1位がアメリカで1万8753人、2位が中国で1万4717人、3位が台湾で8413人だった。

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外国人留学生数の推移(日本学生支援機構調査)

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留学生数の推移(文部科学省調査)