嘉悦学園と港区、連携協定を締結 eスポーツイベントにより学生の実践的な学びと区民の健康増進を実現

嘉悦大学を運営する学校法人嘉悦学園と港区は10月29日、連携協定を締結した。eスポーツイベントを通じ、区民の健康増進と学生の実践的な学びの充実を図る。

嘉悦大学は2001年設立。経営経済学部とビジネス創造研究科の1学部1研究科を有し、経営学と経済学を軸とした教育研究を行っている。新しい社会事象に照準し、「世の中の面白いを学問する」ことをモットーとしており、2020年には「eスポーツマーケティング」の授業を設置。

その一環として、2022年に港区の高齢者向けeスポーツ体験イベントを学生が企画・運営。同様のイベントを、「みなと区民スポーツ・体育祭」や、区内のeスポーツテーマパーク「RED° TOKYO TOWER」でも実施してきた。

こうした事業をさらに発展させるべく、今回連携協定を締結した。今後は高齢者だけでなく、障害者や子供向けのイベントも実施していく予定。

永久寿夫・嘉悦学園理事長は「最先端のeスポーツを用い、高齢者と若者がお互いwin-winになる挑戦」としている。

締結式の様子。前列右から2人目が清家愛・港区長、3人目が永久寿夫・嘉悦学園理事長。