伊豆で自然体験型の環境教育、「生きる力」「生きる喜び」を育む
mata-neは、伊豆の豊かな自然を活用した多彩なプログラムを提供。「インタープリテーション」という手法を通じて、参加者たちに気づきと発見を促している。また、地域活性にも力を入れ、仲間たちと一緒に山野を開拓し、自分たちの拠点「みんなのいえ」の整備を進めている。
五感を使って自然を体験し、
気づきや発見を促す
斉藤 大輔
静岡県伊豆市に拠点を置くmata-ne(またね自然学校)は、環境教育を軸とした自然体験プログラムを提供する団体だ。2019年の設立当初から続けている子どもキャンプは、募集開始からわずか1分半で満員になるほど人気だという。
子どもキャンプでは、木こり体験や狩猟体験、里山体験、川遊び、カヤックなど、伊豆の豊かな自然を活用した多彩なプログラムが用意されている。子どもたちは自然の厳しさに直面する中で、「生きる力」や「人や自然への思いやり」「豊かな感性」を身に付ける。
mata-neの自然体験では「インタープリテーション」という手法が使われている。インタープリテーションとは、…
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