知識で世界を変える「ユニバーシティー」を社会実装
「知識製造業」を営むリバネスは今年5月、学生や社会人、ベンチャー、大企業など、多様な人たちが集うオープン型ユニバーシティーを開校する。リバネスが描く新しい知識プラットフォームの構想、これからの教育について、丸幸弘グループ CEO に話を聞いた。
リバネスユニバーシティーを開校、あらゆる大学や企業に実装へ
──リバネスは未知の領域への挑戦を続け、事業を拡大しています。
丸 幸弘
リバネスは大学や研究機関のサイエンスを学校、大企業、中小企業、町工場等にブリッジし、新事業創出や人材育成、教育事業などを展開する「知識製造業」を営んでいます。
今では約300社の企業、300校の大学、1000社のベンチャー、3000名の若手研究者、2000名の学校教員が知識を共有する「知識プラットフォーム」を構築しており、各パートナーとは年間300本以上にも及ぶプロジェクトを推進しています。
私たちは教育と人材育成の両方の事業を手掛けていますが、かつての右肩上がりの時代、日本では教育よりも人材育成が重視されてきました。ベースにある考え方を変えることなくスキルを養い、生産性や効率を高めることに力が注がれてきました…
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