ロイロノート・スクール、愛知県内すべての高校で無償利用開始

愛知県教育委員会は4月30日、県内すべての県立高等学校・県立特別支援学校で、授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を導入することを発表した。コロナ禍での学びの保証と、ICTを活用した授業の拡充を目指す。

ロイロノート・スクールは、資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が直感的にできるため、子どもたちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減につながる授業支援クラウド。全国で5000校以上、300近くの自治体に導入されている。

愛知県下の多くの自治体でも既に利用されており、令和3年度の1年間、県内すべての県立高等学校・県立特別支援学校で無償利用が可能となった。

コロナ禍で登校ができない状況でも、生徒と教員がやりとりすることができる。シンキングツール(思考ツール)やプレゼンテーション機能など、コロナ収束後も、ICTを使った生徒主体の授業改革の基盤として期待されている。

21.5.6news1