パーソルイノベーション、リスキリングに関する定点調査の最新結果を公表

リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」(2月1日に「学びのコーチ」から名称を変更)を展開するパーソルイノベーション株式会社は3月26日、四半期ごとに実施しているリスキリングに関する定点調査の最新結果を公表した。

調査は2月29日から3月1日にかけて、全国の企業の従業員660人を対象に実施。5回目となる今回は新たに、学習推奨時間の設定状況や、リスキリング後の昇給状況についても尋ねた。

まず、所属企業において「直近1年の間で、従業員のリスキリング施策に関する取り組みを行いましたか︖」と尋ねた。43.0%が「実施した」と回答し、前回調査(2023年12月)の40.9%から2.1pt増加した。

企業規模別でみると、「実施した」との回答は大企業では57.3%(前回同じ)、中小/スタートアップ企業では33.2%(前回34.6%)。依然として大企業が先行して取り組んでいることが伺えた。

成果実感について尋ねたところ、12.3%が「大きな成果が実感できた」と回答した(前回16.4%)。「成果を実感できた」との回答も59.6%(前回56.9%)。リスキリング施策の成果を感じている企業は前回調査に引き続き、全体で70%以上となった。

学習推奨時間の設定の有無について尋ねたところ、64.3%が「定められている」と回答。1週間の学習推奨時間については、「業務時間内で3時間以上~10時間未満」が39.3%でトップとなった。「業務時間内」は合計で75.8%となり、多くの企業が業務時間内に行っていることが判明した。

リスキリング実施社員への優遇制度について尋ねたところ、「一時的なインセンティブ付与」が44.0%、「リスキリング施策後の昇格」が36.5%、「異動希望の受理」が30.3%となった。

詳細は以下から見ることができる。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000071591.html

 

パーソルイノベーション プレスリリースより