Sansanとスクーが提携 Eight通じリスキリングコンテンツ提供

左/Sansan 執行役員 Eight事業部 Eightキャリア&ソリューション部部長・小川泰正氏
右/スクー 執行役員・CCO(Chief Content Officer)・滝川麻衣子氏
提供:スクー

2022年12月5日(月)、名刺管理サービスを提供するSansan株式会社(東京都港区、代表取締役社長CEO:寺田 親弘、参考記事)と、オンライン学習サービスを提供するSchoo(以下スクー、東京都渋谷区、代表取締役:森 健志郎、参考記事)が記者会見を行い、リスキリング領域での連携のため業務提携を行うと発表した。

会見では、Sansan執行役員で同社が提供するキャリアプロフィール「Eight」の責任者であるEight事業部 Eightキャリア&ソリューション部部長・小川泰正氏が登壇。

同社が提供するEightにスクーが提供する学習コンテンツを連携させ、Eight上で閲覧できるようにすることでビジネスパーソンのリスキリングを支援すると語った。

具体的には、「Eight」アプリ内の「キャリアタブ」を通じてスクーが提供するリスキリングコンテンツを提供。ユーザーは無料でコンテンツを閲覧することができるようになる。

続いて、スクー側からは執行役員・CCO(Chief Content Officer)の滝川麻衣子氏(参考記事)が登壇。

ESG投資の主流化に伴う「人的資本」への注目、コロナ禍のDXによる「デジタル人材」への急激な需要の高まり、また急速に進む「少子高齢化・人口減少」という社会背景によってビジネスパーソンのリスキリングが強く求められる状況であると解説した。

現状、Eight内ではユーザー数の多い営業職に向けたデジタル人材育成系のコンテンツを提供しているが、12月6日からは「経営企画・マーケティング」のタブを追加。今後さらに対応する領域・職種を増やしていく予定だという。

今回の連携は、Eightにとっては提供コンテンツの拡充、またスクーにとっては個人へのサービス訴求を強めることにもつながる。

デジタルプラットフォームや民間教育事業者によるリスキリングサービスの提供の流れは今後も強まりそうだ。

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Sansanとスクーのプレスリリースより