データ利活用・デジタル化推進に向けて産学連携 大正大学

大正大学は大学の教育・研究活動等におけるデータ利活用やデジタル化の推進に向けて、2021年春、「三鷹市」「株式会社サイゼリヤ」「ニューラルポケット株式会社」と産学連携協力に関する覚書、契約書、協定書をそれぞれと締結した。

本連携により、大正大学にて2021年度に開講されるデータサイエンスの授業では、「三鷹市」「サイゼリヤ」「ニューラルポケット」より提供を受けたデータを分析し、各々が抱える課題に対する仮説の立案や解決策の提案を実践的に学修していく。

大正大学ではデータサイエンス科目について、「主観的な判断ではなく、データをもとに意思決定を行うデータドリブンな思考を高め、社会の課題を解決し、価値を創造していく人材となる」ことを教育目標としている。本連携による授業は、2021年度開講のI類必修科目のデータサイエンス科目のうち、2年生の第2クォーター、第4クォーターで行われる。学生は連携先から提供を受けたデータをtableauで分析・可視化し、企業や社会の課題を解決するための提案をまとめ、連携先にプレゼンを行う。

また、「三鷹市」「サイゼリヤ」「ニューラルポケット」には、学生への課題提示や発表会への参加にも協力を得たり、学生が社会の生の声を聞く機会も設けて、より発展的な学修に向けた産学連携を行っていく予定だ。

21.4.30news3