中退・退塾の可能性予測サービス トワールが学校・大学・塾向けに開発

トワールは4月8日、学校や大学に通う学生の中退や、塾や予備校の生徒の退塾の可能性を予測する「中退・退塾予測機能」を開発し、同社が提供する「NOCC教育検査」に実装したと発表した。

中退・退塾予測機能は、「学習に対する魅力」や「ストレス反応」などの指標から、独自のアルゴリズムによって中退・退塾する可能性が高い上位10%に赤、10-25%に黄のアラートを表示する。また、個々の学習に対するやる気や姿勢と、所属する教育機関への満足度が一目でわかる「マッピング機能」も開発。2つの機能によって、学習についていけていない学習者や、学習環境に課題を抱える学習者の早期発見とケア、指導やサポート内容の早期改善が可能になり、学習者の満足度の向上と指導者の業務効率化を実現できるという。

文部科学省の調査によれば、高校中退者数は2018年度に48,594人で全生徒数の1.4%を占め、2017年度比で増加している。また、大学中退者数は2014年度に全体の2.65%に当たる79,311人だった。

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トワール「NOCC教育検査」の中退・退塾予測機能