滋賀大、4月より「ChatGPT Education」を導入 日本の大学としては初
滋賀大学は3月12日、OpenAI社が提供する生成AI「ChatGPT Education」を、日本の大学としては初めて4月1日より導入することを発表した。大学院における教育研究に活用。その高度化を図る。
滋賀大は2017年に日本初の「データサイエンス学部」を設置、2022年にNVIDIA社の日本法人と連携協定を締結するなど、データサイエンス・AI分野の教育研究に先駆的に取り組んできた。今回の導入もその一環。
論文の校正、プログラミングの補助や語学学習などに活用。個別最適な研究サポートを提供する。
大学業務にも活用。教育研究DXに加えて業務DXにもつなげ、学生サービスの向上や職員の負担軽減を図る。
竹村彰通・滋賀大学長は「このOpenAI社との連携はすべての大学にとってのマイルストーンとなり、今後の日本の大学教育や運営に大きな革新をもたらすだろう」、リア・ベルスキーOpenAI社教育部門ゼネラルマネージャーは「研究者、教育者、そして学生の、学び、イノベーション、生産性をさらに高められるよう支援していきたい」と語った。
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