先端教育7月号「リスキリングの意欲を高める モチベーションの科学」発売
5月31日、『月刊先端教育』2024年7月号が発売されます。
変化が激しく先行きが不透明な社会環境の中で、ビジネスパーソンには学び続けることが求められています。しかし、日本のビジネスパーソンのモチベーションは、一般に低い傾向にあると言われ、主体的に学ばないことが指摘されてきました。
そこで、今月号の特集1は、「モチベーションの科学」をテーマにしました。モチベーション向上の理論や手法、ツールを紹介し、個人や企業が実践するためのヒントを紹介しています。
特集2は、「NEXT GIGAの展望と課題」をテーマにしました。
GIGAスクール構想が推進され、2021年度から全国の小中学校において1人1台端末環境下での新しい学びが本格的にスタートしました。早期に導入した自治体では端末の更新が必要になるなど、多様な課題も顕在化しています。GIGAスクール構想第2期「NEXT GIGA」の課題や展望を探りました。
地域特集は「奈良県」です。
3つの世界遺産を有し、歴史、文化、自然に恵まれた奈良県において、県の教育行政は「地域とつながる教育」を推進。奈良先端科学技術大学院大学ではイノベーション人材の育成に向けた「共創」が行われ、民間でも多様な人材育成の試みが進みます。古都・奈良を舞台に未来を見据えて展開される教育・人材育成プロジェクトを紹介しています。
以下の記事は6月7日まで無料公開しています。ぜひご覧ください。
【特集1】リスキリングの意欲を高める モチベーションの科学
「主体的学び」を促進する方法 動機づけ、メタ認知、学習方略が重要に
【特集2】NEXT GIGAの展望と課題
GIGAスクール構想第2期に向けて端末の共同調達をどう実現するか
【地域特集】奈良県
山岳新校 加速する社会から「撤退」、これからを生きる「知」を育む
堀田 新五郎、梅田 直美(奈良県立大学 地域創造学部 教授)
【特集1】リスキリングの意欲を高める モチベーションの科学
社員のモチベーションを高める科学的な理論や手法を学ぶ
編集部
「主体的学び」を促進するには、動機づけ、メタ認知、学習方略が重要
九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授 伊藤崇達
社員のモチベーション向上には「感情報酬」が不可欠
株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役社長 坂下英樹
従業員の成長意欲の喚起へ リーダーの「器」が問われる
株式会社人としての器 代表取締役 羽生琢哉
目標とマインドセットから見た無気力のメカニズムとは?
千葉大学 教育学部 教授 大芦治
属人性に頼っていた「1on1」をテクノロジー・UX・特許で変革する
株式会社KAKEAI 代表取締役社長兼CEO 本田英貴
モチベーションを考えるための書籍5選
編集部
社員への意識調査から見るモチベーションの実態
編集部
【特集2】NEXT GIGAの展望と課題
共同調達や新たな授業デザイン NEXT GIGAに必要な準備と課題
編集部
GIGAスクール構想第2期に向けて端末の共同調達をどう実現するか
一般社団法人 教育ICT政策支援機構 代表理事 谷正友
主体的な学びを育むICT活用 DXによる可視化が起爆剤に
文部科学省 初等中等教育局 GIGAStuDX 推進チーム 平井奉子
ICT活用とIDの理論を学び学習者主体の学びを実現する
山梨大学 教育学部 准教授 三井一希
最新ITとアカデミアの知見を活用 いじめの防止から解決までを実現
スタンドバイ株式会社 代表取締役 谷山大三郎
【地域特集】奈良県
学校現場に根差し、生きる力を育む
奈良県教育委員会 教育長 大石健一
数字で見る奈良県の教育
編集部
「未来を共創する」大学を目指す
奈良先端科学技術大学院大学 学長 塩﨑一裕
世界で活躍できる技術者を輩出へ
奈良工業高等専門学校 校長 近藤科江
山岳新校で「撤退」への知を育む
奈良県立大学 地域創造学部 教授 堀田新五郎、梅田直美
人材ビジネスと文具開発を通して「自分らしく生きる」人を後押し
株式会社エフリーキャリア 代表取締役/株式会社ライコックス 代表取締役 稲葉泰志
障害者の「職業選択の自由」を増やす
HIRAKUホールディングス株式会社 代表取締役 中岡崇
食の農を通して学ぶ「心の豊かさ」
よしの農林業週末塾 代表 秋谷奈美
地域みんなで子育てできる文化を まほうのだがしやチロル堂
編集部
「持続可能な開発のための教育」(ESD)をその先進地域、奈良から批判的に考える
奈良教育大学 学校教育講座 特任講師 浅井健介
奈良県の教育史 藩校と民衆教育
編集部
【特別企画】2024年度大学経営最前線~教育・研究・財務データの可視化で進化~
デジタル社会の変化に対応し、大学等における人材育成を推進
文部科学省 高等教育局専門教育課長 梅原弘史
データを共通言語に組織一体で学生価値創造と最大化の実現へ
大正大学 エンロールメント・マネジメント研究所 所長・教授 福島真司
旅費法と私学法改正に伴う経費精算業務のあるべき姿
株式会社コンカー 公共営業本部 部長 福田貴容
株式会社コンカー ストラテジックソリューションコンサルティング部 井田悠太
「学認」対応のID基盤を実現し、大学DXを支える
エクスジェン・ネットワークス株式会社 専務取締役/営業本部長 引間賢太
【連載】
巻頭言:創造と変革のリーダーを輩出へ
A.T. カーニー株式会社 アジアパシフィック代表 兼 日本代表 関灘茂
デジタル行財政改革:利用者起点で行財政の在り方を見直す
内閣官房デジタル行財政改革会議 事務局長 阪田渉
フロントランナーの構想と実践:中高生女子のSTEM分野進学を支援
公益財団法人山田進太郎D&I財団 常務理事COO(最高執行責任者) 石倉秀明
戦略的経営と大学改革の未来:大学の事務業務における生成AI活用の現状と課題とは?
九州大学 インスティテューショナル・リサーチ室 学術推進専門員 森木銀河
大学改革への展望:大学に求められる新たな社会人教育
リクルート進学総研 所長/カレッジマネジメント編集長 小林浩
より良い社会をつくるための公共政策学:政策の実施 実施のデザインと組織間連携
中央大学 法学部 教授 秋吉貴雄
海外進学のススメ:アメリカの大学受験の特徴を知る
株式会社LOOPAL 代表取締役 田原佑介
STEAM教育を組み替える:アート教育はどのような力を育むのか
鎌倉教育総合研究所 所長 大滝世津子
SDGs教育:SDGs教育のパイオニア、上田隼也氏に聞く
一般社団法人インパクトラボ 代表理事 上田隼也
リスキリング最前線:生成AIを活用する力を育成する
株式会社TENHO COO 児玉知也
VUCA時代のリカレント教育:AI倫理と異分野融合知を学ぶ
北海道大学 人間知×脳×AI研究教育センター長・大学院文学研究院 教授 田口茂
社会構想への招待:個人と社会が直結した現代こそ可能な、一介の市民による社会構想
社会構想大学院大学 実務教育研究科 助教 大谷晃
令和時代の教育デザイン:プレゼンソフト「Breakfast」
日本デザイン振興会 常務理事 矢島進二
【コラム】
TOPICS
社会構想通信
BOOKS『学び3.0――地域で未来共創人材を育てる「さとのば大学」の挑戦』