鳥取大学、大学発スタートアップ創出に向けて産学で連携

国立大学法人鳥取大学(所在地:鳥取県鳥取市)と株式会社ビジョンインキュベイト(本社:石川県金沢市)は、2026年9月2日付で、大学研究成果の社会実装、大学発スタートアップの創出・育成、オープンイノベーションの推進並びにイノベーション人材の育成に寄与することを目的とした「基本合意書」を締結した。


株式会社ビジョンインキュベイト・プレスリリースより(左:鳥取大学 学長 原田省 氏、右:ビジョンインキュベイト 代表取締役 松本邦夫 氏)。

合意書に基づき、事業化を見据えた研究シーズの発掘・育成、研究開発資金の獲得支援、大学発スタートアップの創出・成長支援等を推進する。また、行政機関や金融機関をはじめとする地域の関係機関との連携を強化し、鳥取県における新産業の創出や人材の定着への貢献を目指すとしている。

今回の連携の背景として、鳥取大学では、研究成果の社会実装や大学発スタートアップの創出を推進している。2023年4月には「とっとりNEXTイノベーションイニシアティブ(TNII)」を設置し、産学官連携を通じた研究成果の社会実装や起業家・イノベーション人材の育成に取り組んできた。また、中国・四国地域の大学発スタートアップ創出を支援する「PSI GAPファンド」等も活用し、研究シーズの事業化に向けた取り組みを進めている。

一方、大学の研究成果を新たな事業やスタートアップへと発展させていくためには、研究開発に加えて、市場・顧客ニーズの把握、事業仮説の構築、研究開発資金の獲得、事業会社等との連携、経営人材の確保、資金調達など、事業化に向けた多面的な支援が必要となる。

ビジョンインキュベイトは、大学等の研究成果を起点としたディープテックスタートアップを対象に、研究シーズの発掘・事業化支援から投資、経営支援まで一貫した支援を行っている。

今回の締結により、鳥取大学が有する研究成果・研究シーズとビジョンインキュベイトが有する事業化・投資に関する知見やネットワークを掛け合わせ、研究成果の社会実装と大学発スタートアップの創出を加速するとしている。