「人的資本経営コンソーシアム」、企業の追加入会の申込みを受付開始

今年8月25日に設立された「人的資本経営コンソーシアム」(参考記事)について、多くの企業から問い合わせがあるとして、追加で入会の申込みを受け付けられることとなった。

11月4日(金)、経産省が発表した。

本コンソーシアムは、人的資本経営の実践に関する先進事例の共有、企業間協力に向けた議論、効果的な情報開示の検討を行うことを目的とするもので、一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄氏を代表に、キリンホールディングス株式会社 代表取締役社長・磯崎功典氏、株式会社リクルート 代表取締役社長・北村吉弘氏、SOMPOホールディングス株式会社 グループCEO 取締役代表執行役会長・櫻田謙悟氏、株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役・東原敏昭氏、ソニーグループ株式会社 代表執行役 会長 兼 社長 CEO・吉田憲一郎氏、アセットマネジメントOne株式会社 取締役社長・菅野暁氏の7名の発起人によって設立された。経済産業省と金融庁もオブザーバーとして参加している。

7月25日の設立発表時点では、企業からの入会申込は翌8月12日が締切とされていたが、以降も入会に関しての問い合わせが相次いでいたものと思われ、「人的資本経営」に関する企業の関心が高まっていることがうかがえる。

コンソーシアムの入会にあたっては、趣旨への賛同、および人的資本経営の実践・開示について先進的な取り組みを行い、その内容を共有することが必要。

また、以下の3点を満たしていることが期待される。

1)国内に事業所を有し、現に事業活動を行っている法人であること

2)相当数の従業員を対象に人的資本に関する取組を行っていること

3)有価証券報告書や統合報告書等で人的資本情報の開示を行っていること

 

「人的資本経営コンソーシアム」の概要や追加入会申込みの詳細については下記URLを参照。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/index.html