岸田新内閣が発足。文部科学大臣は末松氏が就任、萩生田氏は経済産業大臣に

第205回臨時国会が10月4日に召集された。自民党の岸田文雄総裁が第100代首相に指名され、同日新内閣が発足した。文部科学大臣には、参議院議員の末松信介氏、前文部科学大臣の萩生田光一氏は経済産業大臣に就任した。また厚生労働大臣は後藤茂之氏、デジタル大臣に牧島かれん氏、少子化担当大臣に野田聖子氏が就任した。 

新たに文部科学大臣に就任する末松氏は、1955年、兵庫県神戸市生まれ。関西学院大学法学部を卒業後、同年全日本空輸(ANA)に入社。1983年に兵庫県議会議員に初当選後、2006年に参議院議員通常選挙(兵庫県選挙区)に初当選。これまで、自由民主党幹事長代理、国土交通副大臣・内閣府副大臣・復興副大臣、議院運営委員長などを歴任。現在は参議院自由民主党国会対策委員長を務める。

これまで新閣僚の会見は深夜に行われることもあったが、今回は各省庁の職員等の負担等を踏まえ実施されず、末松新文科相の初登庁は10月5日になる見込み。

21.10.5news1

総理大臣の指名を受ける岸田新総裁。首相官邸ウェブサイトより