読書AIアシスタント「Miva」が日本展開へ  独自の「知識マップ」技術で教育・研究分野の変革目指す

AIとデータ活用を手がけるBookAIは、読書AIアシスタント「Miva」を日本市場で展開することを18日に発表した。台湾のチームが独自開発した「知識マップ」技術を基盤とし、読者の知識探索を支援するとともに、教育や研究分野での活用も見込む。


「Miva」は、特定の読書テーマを入力すると、関連書籍を自動で選別し、重要な段落をハイライト表示する機能を備える。複数の書籍の要点をまとめたり、質問に対して書棚から適切な本を選んで知識を引用して回答したりすることも可能だという。 中核技術である「知識マップ」は、AIのマシントレーニングなしで著者の知的財産を保護しつつ、書籍内から質問に関連する論点を素早く探し出すことが可能だ。



PR TIMESのサイトより


現在、繁体字中国語では95%以上の精度を誇り、日本語訳は92%、英語訳は90%の精度に達している。 同技術は台湾の主要出版社から注目を集めており、現在5社との提携が進行中。BookAIのCEOである謝昆霖氏は、「読書を促進するだけでなく、書籍の購入意欲も高め、著者、出版社、読者のすべてに利益をもたらします」と述べている。 詳細はこちら。https://www.bookai.com/ja?utm_source=newsjp&utm_medium=prtimes