東京理科大学とSHIFT AI AI教育の生産性向上効果を検証する共同研究を開始

AI活用教育サービスが労働生産性に与える影響を科学的に検証するため、学校法人東京理科大学とAI研修サービスを提供する株式会社SHIFT AIが、産学共同研究契約を締結した。統計学的な手法を用いたアンケート調査とデータ解析を通じて、AI教育の効果を実証的に測定し、教育サービスの価値向上を目指す。

近年、AI技術の進展に伴い、労働生産性の向上などを目的としたAI教育プログラムが普及しているが、その効果を科学的に評価する必要性が高まっていた。今回の共同研究は、SHIFT AIが提供する学習サービスが受講者の業務効率や労働生産性にどの程度寄与しているのかを統計学的に明らかにすることを目的としている。

PR TIMESのプレスリリースより

研究では、SHIFT AIの会員2万人以上を対象に追跡調査を実施。AIスキルの習得がキャリアや日々の業務、生産性にどのような変化をもたらしたのかを継続的に検証する。

東京理科大学 創域理工学部の田畑耕治教授は、「因果関係の慎重な分析を通じて、複雑な課題に企業と共に取り組み、実践的な知見の創出を目指します」とコメント。

また、株式会社SHIFT AIの木内翔大代表取締役は、「労働生産性向上を目的としたAI教育サービスの実効性を科学的に検証する本研究は、我々のビジョン実現において重要な一歩です。解析結果を活用し、より多くのユーザーの成長と成果に繋げられるよう努めてまいります」と述べている。