マンダム、ジョブ型の新人事制度を4月1日より運用開始

株式会社マンダム(本社:大阪市)は昨年8月、グループの価値創出に向け変革・挑戦できる組織と人財の創造を目的とした「ジョブ×キャリア自律を起点とした人事の仕組み改革(Mandom HR Transformation、以下MHRX=マークス)」に着手した。そして2023年4月1日より、その一環として等級・評価・報酬制度などを全面的に刷新した新人事制度の運用を開始した。

MHRXは、マンダムが掲げる2027年のありたい姿である「VISION2027」の実現に向け、グループの価値創出に向け変革・挑戦できる組織と人財の創造を目的とした人事の仕組み改革だ。MHRXは、下図の全体像からなり、社員一人一人が個性を発揮し、専門性を高め、成長することで活躍し働きがいを高めること、そして会社が多様な人財を活かしながらお役立ちを実現することで企業価値を高めていくこと、この2つの両立を目指している。

4月1日から導入した人事制度改革では、経験年数を重視し、職務遂行能力の獲得・保有に応じて等級を付与する従来の職能等級制度から、役割を基準とした役割等級制度(ジョブ型)に変更。また、役割等級制度に変更することに合わせ、役割に応じた公平公正な評価制度へ変更した。さらに、社員一人一人が継続的に挑戦し続けられる環境を整備。報酬制度については、役割の大きさやチャレンジによる成果を適切に処遇に結び付け、処遇面でもやりがいを感じられる仕組みを整備したとしている。

2023年度内に順次整備する施策として、キャリア自律を支える環境を“会社視点×社員視点”両方からのアプローチで整え、多様な人財が活躍できる体制を整備。また、タレントマネジメントを推進し、適所適財の観点で人財の採用や異動配置等を行い、社員のパフォーマンスを引き出すことで組織としてのアウトプットを最大化する運用を実施するという。

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株式会社マンダム・プレスリリースより