パーソル、グループ内業務を体験できるジョブトライアルを開始

パーソルホールディングスは11月17日、グループ社員を対象に、別部署の業務を体験し学びを得る人事施策「ジョブトライアル」を開始したことを発表した。

パーソルグループ各社では、「今の仕事を続けながら、新しい経験や他部署との交流を通じて視野を広げたい」「現組織でキャリアアップを目指すか、キャリアチェンジするか、自分に合うキャリアを見つけたい」など、異なる仕事体験や人材交流の機会を求める声が多かった。

そこで、グループ社員約2.5万人を対象に、会社・部署の垣根を超えて新しい業務を経験できる「ジョブトライアル」を開始した。体験は最大で月8時間×3か月で、現業務と両立ができる。体験業務は実業務サポートとプロジェクト業務の2種類があり、採用サポートや組織開発、システム開発、新規事業企画など70件以上から応募可能としている。また業務の約8割がリモート案件のため、全国のグループ会社の業務体験ができる。期間は2020年11月下旬から2021年2月まで。 

同グループは2017年から、所属部署や職種の枠を超えて、グループの多様な業種・職種でのキャリア実現に挑戦できる「キャリアチャレンジ制度」を実施している。これらの制度を通して、社員の自律的なキャリア開発や新しい働き方を推進するとしている。

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