地域・教育分野への越境体験で人材育成「大人の地域みらい留学」

企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供するローンディールは7月7日、地域・教育魅力化プラットフォームと共同で、2022年度より新プログラム「大人の地域みらい留学」を開始することを発表した。 

同事業は、ビジネスパーソンが地域・高校教育の現場に1年間「留学」して、さまざまなステークホルダーと協働しながら高校教育の現場や地域における課題解決に取り組むもの。高校の生徒募集や地域全体のPR戦略の構築、ふるさと納税獲得などを通じたファンドレイジング、企業とのインターンシッププログラム開発などに取り組む。現地での実践的な経験が、人材の新たな成長の機会となるとともに、企業にとって社会貢献と事業活動の両立を探索する機会になることをねらいとしている。 

これまでローンディールは、大企業に所属しながら一定期間ベンチャー企業で働く「レンタル移籍」を提供してきた。日本企業の特性に適した循環型の人材流動化を推進し、50社の大手企業での導入に至った。 

第一期の募集期間は7月1日から9月30日で、留学期間は2022年4月1日から2023年3月31日まで。島根県海士町、津和野町、広島県大崎上島町、高知県本山町・土佐町、徳島県海陽町・牟岐町・美波町、宮崎県えびの市の各地域に1名ずつ留学予定。

21.7.8news2