高市首相が施政方針演説 4月からの教育無償化、高校教育改革の推進明言
高市早苗首相は2月20日、施政方針演説を行い、いわゆる教育無償化について「今年4月からの実施を目指す」ことを明言した。
施政方針演説では、国内投資促進のための「責任ある積極財政」を掲げ、事業者が安心して研究開発や設備投資ができるよう、複数年度予算や長期的な基金による投資促進策を大胆に進めていくことを表明。特に、投資を上回るリターンを通じてGDPの成長にも資する危機管理投資、成長投資などについては、債務残高の対GDP比引下げにもつながるよう、予算上、多年度で別枠で管理する仕組みを導入することを明らかにした。
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教育・人材育成・若者支援政策に関しては、教職員の働き方改革を一層進めるとともに、指導体制の充実を図り、人づくりの礎である教育の質を向上させていくとし、「全ての高校生が多様で質の高い教育を受けられるよう、高校教育改革を進めます」と明言した。また、人材育成では、産業界、地域の高校・高専・大学などと地方自治体が協働し、産業イノベーション人材を育成する取組を進めると述べた。
この他、全ての子供・若者が、豊かな体験を得られるよう、支援を強化するとし、特に、孤独・孤立に陥りやすい若者について、大規模な実態調査を行った上で、社会とのつながりの構築を支援すると述べた。また、性や健康に関する正しい知識を身につけ、健康管理を行うプレコンセプションケアの推進を明言した。