旭化成ホームズ、若手技術者の獲得と定着へ集中投資

旭化成ホームズ株式会社は、事業の継続と発展に向けた人材確保の一環として、入社1年目の若手技術者に対する一級建築士取得支援プログラムを2026年4月~7月に実施することを発表した。この取り組みは2025年度に続く2回目の実施となる。若手人財の獲得と定着の両輪を強化する戦略的投資であり、今後も継続的な支援を通じて技術力の底上げと企業価値の向上を図るとしている。

近年、社会全体として一級建築士試験の合格者の年齢層が若年化しており、合格者の6割以上が20代という状況がある。若手のうちに資格を取得することが、将来のキャリア形成において大きなアドバンテージとなることが明らかになっている。加えて、近年の試験では製図課題の情報量や自由度が増すなど、難易度が上昇傾向にあり、計画的かつ体系的な学習支援の必要性が高まっている。


旭化成ホームズ株式会社・プレスリリースより。

旭化成ホームズも物件の高難易度化や高付加価値化が進む中、それに対応できる技術者の育成が急務となっていた。また、事業ポートフォリオの多様化に伴い、将来的な技術者不足が懸念されており、早期からの人材育成が求められている。さらに、実務が始まると日々の業務に追われ、資格取得に必要な学習時間と費用の確保が難しいという課題もあることから、入社初年度に集中して学習できる環境を整えることとした。

2026年度は前年より研修の開始時期を前倒しするとともに、学習環境の整備及び社員の関与度向上を図り、更なる合格者の増加を目指す。なお、この取り組みを委託する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区)が提供する1級建築士取得集中講座を3ヶ月間連続で自社研修に組み込んで実施するのは、大手ハウスメーカー初だという。