東洋大、AgileWorksで約700件の稟議書をペーパーレス化

ワークフロープロダクトの製品開発を手がけるエイトレッドは11月17日、同社が提供するワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」の、東洋大学での活用事例を公開した。同大学ではこれにより、半年間で約700件の部内稟議書をペーパーレス化した。

同大学では、稟議書をキャンパス間で発送する工数やコスト、添付書類も含めた保管時の作業工数、監査時の決裁書類収集の手間、といった課題を抱えていた。AgileWorksを導入することで、書類の作成・回付の効率性が高まり、事務手続きと意思決定が迅速化した。また部署ごとに異なっていたファイル形式や記載項目が統一されたほか、稟議書データが添付資料も含めて一元管理され、監査時にも有効になる。

同大学情報システム部の担当者は、「新型コロナの影響で多くの職員がキャンパスに来られない状況となり、いきなりペーパーレスでの運用に切り替わったが、各自うまく使いこなせた」とコメントした。

20.11.18news3