女子小中学生4人組が世界最大級のロボコン日本代表チームに

三英株式会社は3月7日、同社が運営する「DOHSCHOOL」のロボコンコースに通う女子小中学生4人で結成されたチームが、米国で開催する「VEX Robotics World Championship 2023」(VEXロボティクス)の日本代表チームに選出されたことを公表した。 

VEXロボティクスは、コンピューターサイエンスを学習の軸とし【ハードウエア・ソフトウエア・カリキュラム・競技大会】の4つの要素から構成。こどもたちは毎年更新される競技大会の課題を攻略するために、ロボット工学やプログラミングに取り組んでいる。 

女子小中学生4人組のチームLaurels(ローレルズ)は、日本代表を選出するために、2月に開催された「VEX IQ Competition Japan Nationals」のミドルスクール部門に出場。同大会で「デザインアワード」の受賞と「ロボットスキルスチャレンジ」2位という成績を残し日本代表チームに選出された。 

デザインアワードとは、エンジニアリング・ノートブックの審査や、ジャッジによる英語でのチームインタビューを通じて、ロボットのデザインプロセスや機能性を評価されるアワード。また、ロボットスキルスチャレンジは、1分間のゲーム時間で、コントローラー操作によるドライビング技術で得点を競う「ドライビングスキルスマッチ」とプログラミングによる自律走行のみで得点を競う「プログラミングスキルスマッチ」の合計点を競う競技。

Laurels は今後、5月2日から米国テキサス州ダラスで開催する世界大会「VEX Robotics World Championship 2023」に参加する。メンバーの一人である小林千紘さんは、「世界大会までにプログラミングをもう一度見直したい」と意気込みをコメントしている。

23.03.08news3

画像は同社プレスリリースから。