関学、産学連携でイノベーション創出・SDGsの取り組みを推進

関西学院大学は神戸三田キャンパス(KSC)に4月から、理系学⽣のビジネスマインド醸成を⽬的とする新たな学びの場「BIZCAFE」を開設する。学内でのペットボトル消費量削減を目指し、同大学オリジナルのマイボトルを制作・販売する。

BIZCAFEは、「知るカフェ」を展開するエンリッションと共同で運営する。国内の大学では初の出店となり、学生と企業の新たな接点を提供することでイノベーションの創出を目指す。今後はこの場に集う「BIZCLASS」という新たな集合体を作り、同大学のキャリアセンターとエンリッションが共同で学生に助言・支援したい企業や団体を募集。学生にビジネスマインドを在学中から修得してもらい、卒業後のキャリアをより具体化しながら、社会で活躍できる人材の育成を目指すとしている。

BIZCAFEに関西学院オリジナルのマイボトルを持参した学生には、コーヒーや紅茶等の飲料が無料で提供される。マイボトルは、学生グループ「CAMP×US」が、同大学と連携協定を締結するスノーピークと共同で開発したもの。KSCでのペットボトル消費量は現在、年間約27万本で、この30%強にあたる約10万本の削減を目指す。産学連携でサステナブルキャンパスを実現し、SDGsに向けた取り組みを推進するとしている。

21.2.26news2