あしなが育英会プロジェクトにAI先生を無償提供 atama plus
atama plus株式会社は、コロナ禍で家庭環境による教育格差への懸念が広がっている中、よりよい教育をより多くの生徒に届けるため、一般財団法人あしなが育英会の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」に、AI先生「atama+(アタマプラス)」を無償で提供すると発表した。
atama plusは「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指している。AI先生「atama+」は生徒一人ひとりに「自分専用カリキュラム」を作成するシステムであり、現在、全国の塾・予備校2000教室以上で利用されている。
あしなが育英会の「小中学生遺児学習支援プロジェクト」では、遺児または親が障がいを持つ全国の小中学生を対象に、同じような経験や環境をもった全国の大学生が「学習サポーター」としてオンラインで学習指導を行っている。2020年9月から3月にかけて約30名を対象にトライアルとして開始し、2021年4月以降もプロジェクトを継続・拡大する予定だ。atama plusは、同プロジェクトに参加する中学生向けに、atama+を無償で提供する。
オンライン授業中の学習コーチと生徒の様子、提供=あしなが育英会