IT系学生対象のインターンシップ型ワークショップを島根県が初開催

島根県は6月26日、島根県出身で島根県外の大学や専門学校に通っているIT系学生を対象にしたインターンシップ型のワークショップ「しまねテックキャンプ2020」を開催すると発表した。開催期間は9月14日(月)~9月16日(水)の3日間で、オンラインなので全国どこからでも参加できる。

「しまねテックキャンプ」は、島根県が今年度からスタートさせた情報系科目を学んでいる学生対象のワークショップ。参加者は複数のチームに分かれ、島根県の地域課題を解決するアイデア出しから実装、発表までを行う。各チームには島根県のIT企業の現役エンジニアがメンターとして一緒に参加し、仕事で行うシステム開発工程さながらの体験ができる。

 島根県は、県内産業のさらなる発展を生み出すための核となる産業としてIT産業が重要と考え、2007年から継続的な支援を行ってきた。また、プログラミング言語「Ruby」の開発者であるまつもとゆきひろ氏が島根県在住であり、ITエンジニアの中ではRubyの聖地としても有名だ。県外からのIT企業誘致も積極的に行っており、島根県内に本社を移転したり、サテライトオフィスを開所したIT企業は10年間で40社を超える。

 ワークショップの詳細は以下の公式サイトを参照。

https://www.shimane-techcamp.jp/

20.06.29news1