学ぶ意欲のある従業員と企業をサポート 教育訓練で企業革新

BtoB の中小企業が多いため一般消費者の認知度が低く、採用で課題を抱える奈良県内企業。奈良経済産業協会では、「モノづくり・人材育成」と「経営・労務問題」という二本柱で、奈良発のイノベーションを目指している。

企業は人なり 多様な研修で会員企業を支援

林田 壽昭

林田 壽昭

一般社団法人奈良経済産業協会 会長、三笠産業株式会社 代表取締役会長
1972年近畿大学商経学部卒業後、三笠産業株式会社に入社。1977年東京営業所所長、1987年専務取締役、1993年代表取締役社長を経て、2020年より代表取締役会長。奈良県プラスチック成型協同組合理事長、奈良経済同友会幹事等も兼務する。

一般社団法人奈良経済産業協会は、製造業を中心とした社団法人奈良工業会と、経営・労務問題を扱う奈良県経営者協会を母体として生まれた。協会の事業目的は、産業構造の大きな変化に柔軟に対応しつつ、会員企業の発展と奈良県の経済・産業の振興を図り、活力ある地域社会の進展に貢献することだ。ソフト・ハード両面から多角的・重層的に事業展開・新規事業に取り組み、会員企業の新しい製品・技術・サービスの創出に努め、同時に人材育成にも力を入れている。

協会の人材育成に対する基本的な考え方は…

(※全文:2411文字 画像:あり)

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