大学の研究設備をハブにした産学官連携の新潮流

大学の研究設備を産業界などと共用化する「研究基盤の共用」が広がっている。異なる研究分野の融合などの波及効果も見られ、一層の共用促進が期待される。

大学の研究設備が、イノベーションのハブに

研究施設・設備・技術は、あらゆる科学技術イノベーション活動を支える重要なインフラである。研究設備を産学官で共用化する取り組みが加速しており、単に「モノ」を共有するだけではなく、ヒトの交流が起き、新たな産学連携を生むシーズになっている。

これを「研究基盤の共用」という。設備の購入費・保守費・スペース等の有効活用にとどまらず…

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