政策の評価 政策による効果を測定する手法

政策が実施されると、その政策を評価する段階に入ります。政策は社会を改善するために作成・実施されますので、政策によってもたらされた効果が様々な手法で測定されます。今回は政策の評価について代表的な手法を説明していきます。

セオリー評価

秋吉 貴雄

秋吉 貴雄

中央大学 法学部 教授
一橋大学博士(商学)。専門は公共政策学、政策過程論。主に、政策決定過程の理論研究と規制改革等の事例分析とを行ってきた。近年は、政府組織における学習(政府学習)、政策プロセスのマネジメント、ルールチェンジ・ルールメイキングのプロセスと戦略といった領域に関心を持って研究を進めている。

社会が抱える問題を解決するための政策が決定されると、前回見ましたように行政機関をはじめとするさまざまな主体によって政策が実施されます。そして、政策の実施後、政策を評価する段階に入ります。

(※全文:2346文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。